TYPE -G の巻 [ランガン]
お疲れJAPAN!!
今日…昨日か。に完成させたプロレスリング・ノア丸藤正道選手のコスチュームを届けるべく出来立てホヤホヤを持って後楽園ホールへ。
前回のブログで「丸藤正道を蒸着させたい!」
とかなんとか書いたと思うのですが、この時からこのプランは私の頭の中だけで決まっていました。蒸着と言えば宇宙刑事ギャバン!ギャバンのエポックメーキングな要素として全身のパーツにクロームシルバーの蒸着メッキが施された所でしょう。これを丸藤正道選手のコスチュームに落とし込むのが今回のプラン。
しかしながら、いざ準備を始めてみると、メッキ調コーティングの生地でツーウェイが入手困難な事が判明仕方なくワンウェイの生地で伸び方向を考えながら製作。過去ワンウェイで製作したことが無いため非常に不安。朝、丸藤選手に渡す際にもシルバーの部分は1方向にしか伸びないので動きに支障が出そうなら着ないで欲しい、と訳の分からない事を伝えて去るという…しかし試合にはちゃんと着用され、見ている限り丸藤選手の動きを阻害している様子も無かったため、安堵の溜息をつく。
照明を反射してギラギラのコスチュームにも
霞む事のない丸藤選手の華麗な動き。さすが
天才!
今回ワンウェイの生地を使用した事でパターンの改修が必要な部分も見えてきたり、ワンウェイよりはツーウェイだが、コーティングの有り無しでも動きやすさが格段に違う事も再認識。
特撮作品の仕事では受け入れられないであろう
この試行錯誤の繰り返しにお付き合いしてくれる丸藤選手に感謝!
作り手としてもっと精進しますm(__)m
2019-06-10 01:50
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